Interview

interviewer interviewee img

春美:色々なことをご経験されて、いま「Re born」としてご活動されていますが、ここではどんなことをされているのですか?

みずえ:心理占星術や、心理学、宇宙の真理から、自分らしい人生を創る方法を伝えています。

どうして、そういう気持ちになるのか?
何が満たされていないのか?
じゃ、どうしたらいいのか?

占星術で自分の人生を知っても、「じゃ、どうしたらいいの?」って、疑問がすごく残っていた。

学びの先に「心理占星術」という分野があることを知って、先ほどのような疑問を自分で見つけていけることができるんです。自分で少しずつ星を読み解けるようになるのと、テーマに沿ってコーチングワークをしていきます。

春美:なるほど、深く学べますね。

みずえ:例えば、11月のテーマは、深い絆、生と死、性、他者の受容などがテーマで。ここを占星学の蠍座、冥王星、8ハウスの魂の進化の学びと、宇宙の真理や心理学から伝えたんですね。

私たちって、絆がある子供や大切な人にこそ「こう変わりなさい」っていう、自分の価値観を押し付けてしまいがちで。でも、この形は相手の個性とか価値が死んでしまう、抑圧して支配する、蠍座の進化の過程を闇としてしまうストーリーになってしまう。

でも、人が本当に変わる時って、どんなあなたもいいんだよっていう愛と、そんな自分の命を大切に愛おしく思う、自分と他者の真実の愛に触れた時だと思うんです。

蠍座には「性」って言う意味もあるけれど、隠しておきたい恥ずかしい自分も、この人だけには見せても失うことがないっていう、深い絆を結んだ相手がいることが、自分と相手の命を生かす強力なパワーになる。これが蠍座が教えてくれる、人生を光とする魂の進化のストーリーなんです。

蠍座

また、私たちの魂は繋がっているから、相手を無理に変えようとしなくても、自分が変わって満たされていくことでエネルギーが変わって、絆で繋がっている相手にも届いて変わるんだよってことを、身近な例を出して宇宙の真理として伝えたり。

そして、性の問題って心理学的に言うと、親との絆や愛着を感じられなかったっていう分離不安や、親に見ていたセクシャリティが、大人になった時に誰かと深い絆や、健全な性的な関係を結ぶことが難しくなってしまったりすることもある。
こんな風に、毎回あるテーマを3つの方向から、「じゃあ、どうしたらいいの?」って、人生の絡まった糸を解いて現実に生かす、生き方のヒントを伝えてます。

そして、私が「あなたはこれですね」と星の意味を伝えるのではなくて、自分が持っている資質を見つけるホロスコープのワークと、そこからさらにコーチングワークで、ご自身で答えを見つけていって貰う。

私自身、これまで色々な学びを経験して思ったのは、1つ1つの学びはどれもとても良いものでしたが、それだけじゃ進めないことがある。どこか、ここがあったらいいのになあと思うことがあって、それぞ良いところを全部寄せ集めて作っています。

春美:オリジナルなのですね!そんな意味でもRe bornですね。

みずえ:私自身が変わったし、生きやすくなった。

自分では気づいてなかったのですが、星から見ると「生まれ変わりたい」というのがあった。今までは親のせい、旦那のせい、って。でも、それらも自分が生まれ変わるために選んでいたのだってわかったら、オセロみたいに人生への見方が全部ひっくり返った。

Mother Universe 田中みずえ

そしたら人生が動いて、流れに乗ったって感じです。

これまで、誰かから評価されるから自分の価値がある、って他人軸だったのが、それを「自分に戻すことで生まれ変わるんだよ」ってお伝えしたい。自分だけではなくて周りを見ていて思うのは、「一番の苦手なところが、その人の財産になる」と思っています。一番自分が乗り越えてきたところは、必ず誰かや、社会に役立つ叡智になる。

春美:みずえさん自身が苦しさを感じていたのは、どんなことでしたか?

田中:頑張ってない自分。
頑張らないといけないと思っていた。

春美:それはいつ位の頃からだったのですか?

みずえ:思春期を過ぎて徐々に、社会人になって、さらに結婚して強くなった。どこか出来ないことが責められているように感じていた。例えば、育児とか家のことが完璧に出来ないとダメだって思っていたのです。

でも、時間がなくてちゃんと出来なくてイライラするでしょう?それで「適当でいい」とか、「いい塩梅で」と言われると、それもまた責められていると取っちゃう。

だから頑張らなきゃと、ずっと思っていた。

春美:頑張るだけじゃなくて、どこか自分を責めていたのかな?

thinking at cafe

みずえ:勤め先は銀行だったのですが、周りにいる人たちはもっと高学歴で仕事もできて、優秀な人たちばかり。だから頑張らなきゃいけない。

社会に出て、責任を学んだことはよかったのだけど、それが強くなり過ぎてしまって、どこかで「働くとは、こうあるべき」みたいな思いがあった。

会社を辞めてもそれが抜けなくて、「こうあらねばならぬ」と思っていて、起業すれば自分らしく幸せになれると思っていたけど、やってみて全く違うって思った(笑)

ずっと「頑張る教」だった。

春美:頑張る教。これまでのことが積み重なって、自分を追い詰めるようになってしまったのですね。

みずえ:そもそも星座からいえば、私の素質は楽な方へ流れたいのですが、両親は正反対で、「ちゃんとやらねばならぬ」という性格なのですね。そして、自分にも、そんな部分も実は持っていて、頑張らなければ愛されないと思ってた。

社会に出ても、恋愛関係でも、頑張らないと認められないと思っていて。体を壊して年に3回も入院して、カウンセラーに「なぜ、そこまでして仕事をしちゃうのか?」を掘り下げたほうがいいって言われました。

春美:自分自身で、これ違うとわかったのは、どんなことからでしたか?

みずえ:占星術に出会ってからですね。

「ちゃんとやらなきゃいけない病」だったので、仕事をしていながらも3食、自分で作らなくちゃいけないと勝手に思っていた。ところが星を見ると、私はきちんとしてない素質を持っている。そこに蓋をしていたということがわかって。

そういう性質も私の中にはあるよねって思えるようになって、ちょっとずつ自分を許すようになった。そもそも誰も責めてなかったのに、相手の言葉を責められたと聞いていただけだとも気づいた。自分が出来ないって言えば、自然と周りが助けてくれるようになった。

それでやってもらうのが嫌だったのは、自分だったって気づいた。

こうやって色々とやっていくうちに楽になり、自分に優しくなると人にも優しくなれるとわかった。

占星術

春美:そうだったのね。みずえさんとは数年前にシンガポールで出会って、みずえさんは周りに気配りができる方で、色々な学びもしていて、なんてパワフルな方なのだろうって思っていました。

みずえ:あの頃は欠乏感があった。常に足りてないって思って、あの人が講座を受けているから、私もやっておこうとか。

そもそも勉強は好きなのだけど、足りてない、から始まるのではなくて、自分の心が喜ぶからやりたい、本当に必要と思ってやるのでは、受け取り方が違うんですよね。

人と比べて自分はダメだって思うことが無くなった。何かをやる時、お金の使い方も変わって、本当に大切なものに使うようになりました。

春美:これまで旦那様の仕事の関係で数年ごとに国を跨いで、しかも環境が急に変わる生活の中では、自分ってなんだろって悩まれることが多くいらっしゃると感じています。そんな中でみずえさんは、どのようにシフトしてこられたと思いますか?

みずえ:続けていくつもスライド(帰国ではなく他の国へ駐在する)は、ケース的に言えば珍しいのですね。

異文化の中で子育てをしながら、やっと積み上げてきたものを、突然壊さなくてはいけなくて、私の人生がこんなになっているのは旦那のせいだって、どこかで恨みがあったんです(笑)

だけど自分の星を見たら、私の使命を表すのが「海外」って出ていて、射手座の私は「多様性」の意味がある。

海外生活も一つの国だけじゃなくて、転々として。子供達が通う学校を見ても50カ国の国から来ていて、そんな方達と学校の行事などで交わっていく中で、人って様々なのだって見せられている。

海外にいるお金持ちって半端なくお金持ちですよね?そういう人にも同じように悩みがあって苦しみもある。直で接するからわかることがあって、みんな同じなのだって。

シンガポール 海外

反対に、発展途上国と言われる国で、経済的には豊かとは言えないけど、心からの笑顔や、喜びを感じて生きている姿を見て、本当の豊かさとか、幸せってなんだろうって考えさせられた。

そして、色々な人を見ているからこそ、どんな人が来ても「それもありだよね」って話を聞けれるし、「そういう価値観もあるよね」って、決まった形じゃないものを探せられるようになった。

これは旦那に転々と連れて行かれて、色々な人をみたお陰なのだって、全てが感謝に変わったのですよ。

春美:なるほど。新しい解釈が生まれてくるね。

みずえ:そう。そしてもう一つ、私の人生が変わったねと思うのは、よくぶつかった(喧嘩)母。母は、家庭を守りたい人なのですよ。だから私のような自由人で、人に左右されるのは嫌なのですよね。危なっかしいから。

私が学生の頃、異性から電話があると切ったりするの。当時は固定電話しかないから、母がこっそり会話を聞いていて「あの人はダメ」って、娘を守りたいがゆえに、電話をガッチャンって切っちゃうの。(笑)

父は父で、家庭より社会をすごく大事にする人で、私からすれば「家族より、社会がそんなに大切なわけ?」って思いがあったのだけど、そんな両親に育てられたからこそ自由なだけじゃダメなんだ、家族を大切にする、社会でも責任を持つことを学ばされた。

両親は、そういう役目を背負ってくれていたんだなと思った。

自分の星と、親の星を重ねると「グランドクロス」になるんです。ホロスコープで言うと、一番厳しい、でも、大きな葛藤から、大きな成長と変容する配置になるとわかって、この親をわざわざ選んで来たと分かった。

この親がいなかったら、こういう風(考え)にはならなかった。これらを知った時、今まで「〜された」と思っていたことが、全部感謝に変わったのが大きかった。

family
thailand Ayutthaya

春美:親子関係では、なかなかそのように考えに持っていけないことが多いと思いますが、どんなきっかけがあるといいのだろうね。

みずえ:本当に。講座でもよく出るテーマで、うまく行かない親子でも、実は自分がその親が自分の人生の向かう方向には必要で、選んで来ていたということ、ホロスコープとコーチングワークで気づいていく。

また、「0になった」と言う声もあったけれど、今まで親や周りが望んでいた生き方で、ずっと生きてきた自分に気づいて崩壊して、ワークから本当の自分を見つけて、そこから自分の望んでいる本音で、人生の建て直しをする人も多いんです。

春美:今、立て直しの人が多いのですね?

みずえ:変容「Re born」とあるけれど、2度と元に戻らない変容って、家と同じで、一回建っている、自分って言う家を壊して建て直すんですよ。

本当に自分らしく生きたいのであれば、今あるものを手放しても、自分軸に戻す。そして、私もそうでしたけど、社会や、誰かの視点で建てていた家ではなくて、今度は自分が住みたい家に、自分で建て直すのが必要だなって思います。

Re Born

春美:自分のための家を建て直す。良い例えですね。そこからどんな働き方や生き方をしていきたいかに、繋がって行きますね。

みずえ:いま、自分の手にあるものを(価値観)手放し、壊せるかどうか?その勇気を持てるかですよね。

春美:そのための道標になるものとして、みずえさんの講座「Re born」で、自分の素質を知るのはいいですね。

 

みずえ:心理占星術、心理学、宇宙の真理の視点から、どうしてこうなっているのかをわかってさらに掘り下げる。

心理占星術・秘境占星術 心理学・秘境心理学 宇宙の哲学

自分でワークしながら気づいていく。

夏に今回もみんなに「両親との関係性から今の自分を見る」ワークしてもらったんですが、両親の嫌なところは、またその親(祖父母)の問題に繋がっていて、同じようなことがリンクしていて、またよくみると、自分にも起きていることがある。

だから、その問題をみんなで解決しようとして、その家、親を選んで、生まれてきている。親に見せられることで、同じようになりたくないって、変わることがある。このチェーンを断ち切らないと、自分の持っている痛みで、子供を叱ってしまうとか、自分の弱みや子供に(勉強など)強制してしまったりとか、自分が嫌だと思っていたことを、気がつくと同じように子どもにしてしまうから。

これを知った上で、自分は何ができるのかを考えて落とし込んでいくのですが、それは正解を求めるのではなく、自分で気づいていくもの。

気づきといっても頭で考えてしまって、難しい方もいるので、フラワーエッセンスで潜在意識を引き出して、アロマの香りでチャクラを活性化するワークを取り入れ、頭だけではなくて感性を働かせ、自分の本音や肚の声と繋がるワークもしていきます。

春美:連鎖を断ち切って行く。

みずえ:あとですね、私もそうだったけれど、みんな、人生諦めているなって思うことがある。「自分の人生こんなもの」っていうような。

例えば、自由に旅をしている春美さん(インタビュアー)のような生き方は、羨ましいと思いながらも、私にはできないって思っている人もいると思うのですね。でも、本当にやりたいなら動く。動いたら人生が変わっていく。

そこに向かえるように、幾つになっても自分と人生を諦めないって大事だなって思う。

春美:人生を諦めないために、どんなところからスタートしたら良いと思いますか?

みずえ:自分はどういう欲求を持っているか、わかってない方が多いような気がするんです。

だから自分のホロスコープの性質から、それをヒントに自分はどういう欲求を持っているかを掘り下げ、気が付いていく。これまでの人生の中で、そんな欲求を持っていることを見せたことで「わがままだ」って怒られたり、潰されたりしていることが多いのです。その思いを封印して生きてきたら、自分が何をしたいのか、何が満たされていないのかもわからなくなっちゃう。

そのような経験を全部書き出してもらい、どんなことが満たされてないところがあるのか、本当は何を求めているのかを、知ることからだと思っています。

「自分の好きなことをしていこう!」って、ちょっと流行りじゃないですか?

周りのそれに乗って会社を辞めたのだけど後悔している。何度お話を聞いていても辞めた話になる方がいらして、何かここに残っているなって思って、その方の価値観の星を見たら、「社会への大きな貢献」とあって、それをその前の会社では、仕事はハードだったけれども得られていたんですよね。

会社勤めしていると自由にできないから、自分らしくできないからって、風潮で辞めてしまっても、自分の持って来た欲求が、大きく社会に貢献しただったとしたら、一人よりも大勢の方ができることもあるし、個人起業をする働き方では異なってしまうことだってある。自分を大切にする形で、大きく社会貢献できるにはどうしたらいいかを考えることが、この方には大切なことで。

働き方一つでも、どんな価値観を大事にしているかを知ってもらうための、心理占星術はツールの1つだと思っています。

これを知った上で、自分は何ができるのかを考えて落とし込んでいくのですが、それは正解を求めるのではなく、自分で気づいていくもの。

そして、頭で考えることも大切だけれど、考えすぎてグルグルだけしてしまう人も多かったので、自分の感情や感覚から自分に繋がって答えを見いだせるよう、フラワーエッセンスやアロマを使ったり、その人に今、必要なメッセージをチャネリングをして伝えることから、ハッと気づかれる方も多いかな。

フラワーエッセンスと田中みずえ
フラワーエッセンス

春美:みずえさんがこれまで学んで来たこと全てが活かされていますね。みずえさんがこれからしていきたいことは、どんなことですか?

みずえ:一番大事なのは、「自分とのパートナーシップ」。そして「自分の人生はいつからでも、どんな時でも、自分で創れる」ということ。ここを伝えて行きたい。

「こんな私もいるよね」って、自分を丸ごと受け入れていないと、他者や社会に「こうあるべき!」って、自分の思いを投影しちゃって、受け入れることができないから、生きるのが辛くなってしまうし。

そして前の私みたいに「お金や、時間がない」とか「子供や主人、仕事がある」とか、言い訳や、周りのせいにするんじゃなくて(笑)今、自分ができるベストをやり続けていくことで、他人軸で生きてきた人生が自分のための人生になって、人生って本当に創れるようになっていくんです。

春美:もし、自分の人生から問われている質問あるとしたら、それはどんな問いだと感じていますか?

みずえ:ずっと向き合ってきたのは「自分ってなんだろう?」

一生探すのだと思うのですが、ホロスコープで一個見つけたと思っても、それがわかるとまた一個先に隠れているんですよね。

春美:自分というレイヤーの中に、隠れたものを見つけるようなものですか?

みずえ:もっと深いところに、さらなる私の願いとか方向性を見つけるみたいな。ホロスコープは、自分のことが肚落ちして読めていないと、人のことも読めないと言う感覚があって、自分とつながることの大切さを感じてます。

そして、まだまだ自分が知らない自分がいる。

人生には起承転結があるなって思っていて、私の場合は人生の前半で「愛がない」と思って、中間で「愛があったんだって」「愛を貰っていたんだ」と、わかって。「ないとある」その両方を知らないと「愛」を知ったとは言えないのではないかと。

豊かさ、お金も同じで、「ない」そして「ある」と知って、その両方揃って本当の豊かさを学んでいく。

同じように、誰もが自分の中にある「イケテイル自分」、好きじゃない「イケテナイ自分」、その両方を全部OKにして、「自分とは?」という学びがあるのかなって思っています。

春美:その先に統合して自分になっていく。

みずえ:両方あっていいんだよ。両方あるからこそ、「丸で、完全で、愛されるんだよ」って思います。

自分の「〜がダメだ」って思っていると、周りにそれを投影しちゃって、自分が赦していない、自分を誰かや社会に見る時に、自分の正義で人をジャッジしちゃうのですが、自分にもダメなところあるよねって、思えていたら、人のそれもスルー出来るんですよね。だから、他者や社会とも統合できる。

自分と同じホロスコープって、2万6000年に一度しかないんですよ。

この3次元で生まれてできることって「体験すること」なんですって。良いことも悪いことも、生まれる前に決めてきた魂の願いや、志を果たす、ここにたどり着くために、いろいろな経験をして来ているんですよね。

そう思うと、嫌だって思ってきた経験も愛おしくなって、宝だって思う。「自分が財産」になってくる。

春美:2万6000年に一度しかないと思ったら、この自分って奇跡だよね。

みずえ:それぞれの命が大事だって思えてくる。そこを忘れてしまっている。みんなそれぞれ目的が違って生まれて来ているから、だから、誰かと同じに生きなくていい。

みんな、どんな自分も、ここまでの人生もベストだと、今ここを懸命に生きていると、起承転結の「転」、Re bornになっていくのだと思っています。

春美:これからのライフストーリー。今、みずえさんの空には、どんなものが描かれますか?

みずえ:一人で出来ることって限りがあると思うので、自分がこの講座で体感して、自分が変わっていったことを伝える人を増やしていきたい。

頑張った人がちゃんと報われる社会になるといいなって思っていて、やりたい人が自分のやりたい形で広がっていくこのツールを使って一緒にやって行く仲間が集まるといいなと思っています。

自分の真実を持った人が伝えることで、現実的な豊かさも循環するしていく。

そんな仕組みが全体で幸せになる社会に出来たらいいなって、自分が作ったもの(ツール)だけど、みんなで共有できて、循環できればいいなって思う。

春美:それが広がった先には、どんなみずえさんがいるのだろうか?

みずえ:自分も社会の中の一つ。

伝えた人たちから、私自身も学ぶと思うので、互いに学び合うことで、調和したハーモニーが起きるといいなって思っています。

私の講座を受けて下っている方の中には、すでにいろいろなツールを持って活動されている方も多いのですね。なので、このツールをうまく組み合わせて、よりその人らしい活動から、循環になればと思っています。

春美:ここにもみずえさんの強いパッションを感じますね。

みずえ:人は一人で生きているんじゃないから、「循環と調和」が私のテーマです。

みんなが幸せじゃないと、自分も本当の意味で幸せじゃないと思うので、ちいさい活動だけど、口でいうだけでなくて、それを体現していく。これは私一人で作ったものではなくて、これまでいろいろな学びをやってきて、その叡智が詰まったもの受けてきたものだから、恩返ししていく。

それらを継承していく、手渡ししていくようなものです。

いろいろな方に受けて頂きたいのですが、中でも一番大事だなって思っているのは、女性が学ぶことでご自身のパートナーや、自分の子供に、実生活で活かせると思うのですね。

その背中で見せることで、未来に大人になる人たちが、自分らしさを育んで行けるようになればと思います。

海外で生活をしていると、格好いいなって思う生き方をしている女性が多い。

それは何かと考えたら、成熟した女性が多いなって思うのですね。日本は可愛い文化だけど、凛とした成熟した大人の女性になることも他者と社会を育てる立派な社会貢献だと思っているので、自分も一緒に成熟していける活動していきたいなって思っています。

凛とした成熟した大人

春美:みずえさんは、いろいろなところに行って、いろいろな人を見てみてからこその視点ですね。格好いい女性ってキーワードですね!

みずえ:子供の通う学校のお母さんで、自分の髪を全部切って丸坊主にして、ガンの方達にヘアドネーションされた方がいて、その方を見て思うのは、人の美しさって「生き方」だなって思うのですね。またそれを知った人たちも彼女に感銘を受けているんですよね。

自分のためだけじゃない、誰かのために生きているっていう美しさ、崇高さを感じました。

春美:それがみずえさんのホームページに書かれていた「魂と生き方が繋がる生き方」ってことなのですね。

みずえ:ワンネス。

魂って、他の人とも繋がっていると思うんです。他者や社会のために生きるのは、魂の生き方なのだと思うのですね。なぜなら、みんな繋がっているから。

自分の本質を生かしながら、そこに循環と調和をしていく生き方、それが本来の豊かさであって、成熟した大人の生き方、美しさだと思っています。

ワンネス

Art Of Life Interview
https://www.artoflifeharumi.com/