昨日は、蠍座の満月でしたが
5月の満月は、ウエサク満月とも言われます。
これは
お釈迦様の降誕、悟りを開いた日、入滅の日が
この日であったと言われていて
いのち萌ゆる、新緑の季節でもあり
強い浄化のエネルギーが降り注ぐのだとか。
毎年、この満月は
破壊と再生の星の、蠍座がリードして
1つの終わりである、死の中から
新しい命・希望が、再生していくように
自分の心の奥底に潜んでいた
ドロドロとしたような思い
怒りや・悲しみ・諦め・淋しさ
どうしようもない絶望への思いも
湧き上がりやすい時ではないかと。
でも、こんな心身の揺れや、痛みは
<その奥にある、自分の本音と出会う>
その始まりになっていく
あなたに気づいてほしくて待っている
あなたの片割れ・半身である
怒りや、悲しみ
絶望という感情と、向き合うこと。
その気持ちを、受け入れることは
自分を抱きしめ、1つになることでもあって
自分への愛によって、私たちは変容し
新しい自分が、そこに誕生するのだと思うのです。
さらに、今回の満月は
今の自分の問題だけではなく
親や先祖、過去生などからも続いた
受け継がれてきた、しがらみや
こうあるべきという、枠組みからの解放であり
深い潜在意識からの声が届きやすい時。
また、蠍座は
深い絆や、セクシャリティーも表し
自分の心の底にある、欲望を表すことから
愛されなかったこと
選ばれなかったこと
手に入らなかったこと
価値なきものにされたこと
受け入れてもらえなかったこと
失ってしまったこと
そんな傷が渦巻いているかもしれません。
満月の日の天空図のエネルギーが
ちょうど、1ヶ月前の皇居のライトワークで
受け取ったメッセージと似ているので
その話を綴ってみたいと思います。
4月には
メンバーのプロフィール撮影の後に
奈良と京都、東京でライトワークもしました。
東京で伺ったのは、皇居であって
前日に受け取ったメッセージは
「大奥に行くように」と。
「皇居に、大奥?」
と、びっくりしたのですが
考えてみれば、皇居は昔の江戸城であり
調べると「大奥跡」が存在していたのです。
大奥の女中達の出入りする
「お局門」としても、機能していた
「平川門から入るように」と。
この門は、罪人や遺体も
ここから外へと出されたのだとか。
そこに、未だ、眠り続ける
様々な思いを、みんなで祈り、癒しながら
天守閣跡へと向かいました。
実はこのライトワークは
とても、タフなものになったのですが
時代や社会、男性たちに翻弄され
自分が思うように生きることが出来なかった
寵愛されなければ、生き残っていけず
愛されるために、人を陥れ、戦うしかなかった
虐げられた女性たちの
悲しみ・怒り・裏切り・嫉妬・怨み・つらみを
癒して、解放していくワークだったのです。
そこにある、悲しみに触れて涙をする方や
今の自分と引き合う、痛みが上がってきた人
過去生で、ここにいたことがあったことを
思い出した人たちも、でてきていたけれど
その土地に眠る思い、集合的無意識を
癒して、浄化していくことで
今の私たちへの影響を、軽減していけるのです。
大奥跡で、みんなでアーシングをしながら
瞑想と、祈りのワークをして
橿原神宮でいただいた
愛と平和の玉を、ここにも奉納しました。
そして、ライトワークが終わったと思ったら
「和田倉噴水まで、行きなさい」との声が聞こえて
二重橋付近の、和田倉水門までたどり着くと
4月半ば過ぎの東京なのに
奇跡的としか思えないほど
美しい桜が1本だけ、そこにはあって
この桜が、まるで、この先の未来を
象徴してくれていたように思えたのです。
<桜から受け取ったメッセージ>
桜は、根っこの力が強く
大地にしっかりと根付くもの。
他者の言葉や、存在に揺れることなく
真の自分に繋がり、他者のせいにせず
自分に責任を持ち、自分の軸でいきること。
そして、しっかりとした自分軸
グランディングしているからこそ
たおやかで、しなやかであり
他者の心を、優しく包み込むような
存在そのもので
自他を輝かせることができる
散り際の潔さも持ち合わせる
人としての美しい生き方なのです。
このライトワークに参加して
桜からのメッセージを受け取った
鎌田 いずみさん が、
こんなブログを書いてくれました。
女性だから、お母さんだからと
自分では、無いものになろうとしない
自分の軸と、覚悟で生きていく
覚悟が出来た時、はじめて
頭と心と体が繋がり
自分を生きている感覚が溢れ出す
母である、私達も
自分に、正直に生きていいんです
ブログ:
いずみさんは、ブログで
不登校のお子さんとの話も綴られています。
お茶会も開催されるので
同じ悩みを抱えているお母さん
ぜひ、いずみさんのブログをご覧下さいね。
桜って、たおやかで、しなやかで
その美しさに、優しく包まれるよう。
けれど、桜の根の強さは
コンクリートも持ち上げてしまうものだとか。
女性のような、美しさを持つ桜は
自分の軸となる、根をしっかり張るからこそ
柔らかく、優しい花びらで包み込み
いくつもの時代を、女性たちを、私たちを
ずっと、見守ってきたのだと思います。
ある時、これからの流れを読んでいて
「あ、パートナーシップの形が
大きく変わっていくのかもしれない」
そんな直感めいたものを受け取っていた時
時代を司どる天王星が
牡牛座に入ってから、東京大学の入学式で
社会学者である
上野千鶴子さんの祝辞がありました。
賛否両論もあるのですが
日本を代表する大学の、このスピーチは
男女のあり方への
大きな問題提起となったと思います。
この祝辞の中には、こんな一説がありました。
女子は、子どものときから
「かわいい」ことを期待されます。
ところで「かわいい」とはどんな価値でしょうか?
愛される、選ばれる、守ってもらえる価値には
相手を絶対におびやかさないという
保証が含まれています。
平成31年度東京大学学部入学式 祝辞 東京大学HPより
この中にある
「愛される・選ばれる・守ってもらえる」
そんな価値がある、自分になるために
そんな価値がある、自分になれなかった
女性たちが持っている痛みや、悲しみは
大奥でも、ベルサイユ宮殿でも感じたものであり
今もなお、私たち女性は
愛され・選ばれ・守ってもらうために
自分らしさをないものにしたり
誰かと比較して苦しんでいるのかもしれません。
そして、また、男性も
愛するものを、守っていけるための
社会的立場や、経済的な豊かさを得るために
責任と、重圧を背負っているかもしれません。
時代を司り、世の中に改革をしていく
エネルギーを持った、天王星は
社会の中心層となる方たちの
生まれた時の、天王星の星座のエネルギーと
今、宇宙に輝く天王星の
星座のエネルギーと、織り合わせた形で
世の中の流れを作ると言われます。
45歳から、51歳ぐらいの方が生まれた
1968年から、1974年は
パートナーシップ・平等を意味する天秤座にあり
ベトナム戦争からの反戦運動や、学生運動
ウーマン・リブ運動が活性化し
「平和・平等」を求めていた時代でもありました。
38歳から、45歳ぐらいの方が生まれた
1974年から、1981年は
セクシャリティ・心の闇・深い絆を意味する蠍座にあり
日本人男性の買春旅行が問題となったり
校内暴力や、いじめの陰湿化が加速して
「真の繋がり・一体感」を求めていたのかもしれません。
そして、今、ここから7年間
2019年から、2026年までは
自分の肉体や、所有するもの
資質・愛・お金・価値感を表す牡牛座にあり
ここに、改革が起こる時代になります。
そこから考えると、これからの時代は
自分が生まれ持った、肉体の性別や
資質、お金への価値観を超えて
平等さ・平和を大切に
真の姿の自分で、深い絆で繋がっていく
そんな時代がやってくるのではないか
そうあってほしいと、心から願うのです。
2014年、17歳という世界最年少で
ノーベル平和賞を受賞した
パキスタン出身の
フェミニスト・人権運動家
マララ・ユスフザイさんの
お父さまのジアウディンさんは
こんなことをお話されたそうです。
家族は、もっとも基本的な集団であり
人々はここで社会の規範を学び、政治的な思想を育む。
そして、家族の集まりによって、
国が構成されている。
だからこそ、家庭での
男女平等が保たれなければならない――。
ジアウディンさんは、そう強調する。
このことは、女性のためだけではなく、
男性の意識を変えるためにも必要であると、
ジアウディンさんは訴える。
「人口の半分を占める
女性たちのちからを信じていないのなら、
その国は片方の翼で飛んでいるようなものです。
でも、鳥はひとつの翼では飛べない。
ふたつの翼が必要なのです」
このマララさんのお父様が言うように
家族は、もっとも基本的な集団であり
自分の精神的土台、根っこになっていること
そして、父や母のパートナーシップが
子供にどんな影響を与えていくのかも
カウンセリングの現場にいるから
たくさんのクライアントさんを見て、痛感しています。
男女が、お互いの真の姿を認め合い
補いあい、協力しあい、愛し合い
<女は、こうあるべき> ではなく
そして、また
<男は、こうあるべき> でもなく
性別も、性質も、外見も個性の1つであり
平等に支え合い、守り合い、大切にしあう
誰かに愛されるための、生き方から
自分らしい生き方だから、愛される
一人ひとりが、自分らしく幸せになるために
私も形にしていきたいと、来年こそは
パートナーシップと、子育ての講座を作ります。
この美しい写真たちは
写真右のフォトグラファーの
中村 可奈子さんに、撮っていただき
写真左のウェブ・グラフィックデザイナーの
松尾 望美 さん に、ご指示いただきました。
お二人の経歴や、お仕事の活動などを
ぜひ、こちらからご覧ください。
https://manna274888.wixsite.com/nkanako-mnozomi
写真からも、癒しのエネルギーが届くように
意図をして、祈らせていただいたので
ぜひ、みなさまも
愛と平和のエネルギーを受け取ってくださいね。
橿原神宮で、受け取った愛と光の叡智と
パートナーシップが、テーマの天秤座の満月に
比叡山で受け取った、満月の光を入れて
誰かに愛される生き方から
自分を生きるから愛される生き方へ 進めるよう
フラワーエッセンスと、アロマの香りを
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