1月25日に、水瓶座で新月を迎えました。
実は先週、私の母にガンが見つかって、おととい、無事に手術を終えました。
改めて「命には限りがある」と言うことと、自分が向き合わされたことから
「自分の命の時間を、どう使うのか?」と、自問自答する日々ですが
本当に、私たちって、「もう、自分には時間がない!」と、気づいた時
もう、逃げようがないと思うような時、追い詰められて身動きができない時に
自分に言い訳することや、カッコつけている場合じゃないと思えるからこそ
「やりたいことを、やる切る人生」を、本気で生きようとするものかもしれません。
そこで、ちょっと時期は遅れてしまっているのですが、水瓶座新月の星読みが
そんな私の心ともリンクしているので、ぜひ綴ってみたいと思っています。
今までの生き方をしてきた自分と、新しい自分を生きたい思いがせめぎ合う
さて、今回の水瓶座新月は、2020年の年末に起きる
トリプル グレート コンジャンクション後の世界を見せてくれるような
その世界の始まり、予行練習のようにも感じています。
トリプル グレート コンジャンクションについてはこちらをご覧ください。
2020年の12月中旬には、今の社会の頂点を意味する山羊座で、
社会を司る木星・土星と、破壊と再生の星の冥王星の並ぶことから
今の社会の形やシステムが、大きく変容していくだろうと言われています。
その後、12月20日には、木星と土星がぴったりと重なりあったまま
20年に1度、その時代の社会のルールや枠組みを決めていく
グレートコンジャンクションをしながら、今回の新月の水瓶座へ入ります。
ただ、今回のグレートコンジャンクションが、いつもと違うのは
1802年からここまでの間、1982年の天秤座を除いては
牡牛座・乙女座・山羊座と言う、物質・現実の性質を持つ土のエレメントで
約220年の間、グレートコンジャンクションが起こってきたのですが
この木星と土星の水瓶座入りとなる、2020年の終わりから約200年後の間
今度は水瓶座・双子座・天秤座という、風のエレメントという星座で
木星と土星が出会うことで、社会の流れを決める時代へと変換していきます。
今年の年末に土のエレメントから、風のエレメントへ社会の流れが変わっていく
グランド・ミューテーションと言うものが起こるのです。
ミューテーションとは、<変化・変異・変換>のこと。
私たちは今、約200年の時代の移り変わりという、大きな局面を迎えています。
土のエレメントで、グレートコンジャンクションが起きてきた時代には
私たちの社会は、イギリスの産業革命から始まり、資本主義が台頭し
物質的に豊かになることを目指して、時代の流れがあり続けてきました。
ところが、2020年以降、社会の流れになる風のエレメントが表すのは
理念や平等、思考、それを分かち合うための情報や構造を司る星座たちです。
そして、風のエレメントの星座は、土のエレメントの星座の次にある星座であり
土のエレメントの時代に形にされてきたもの、構築されてきたものや制度などが
世の中の多くの人に公平で、かつ有意義に働くのか?と、深く考察する段階に入り
自分の理性や論理性を発達させて、平等になるよう客観的に観察・考える力を養い
新しい考えを生み出す、他者と交流するコミュニケーション能力も発達させます。
だからこそ、これからの時代、私たちに大切になるのは
強い誰かの意見や溢れる情報に左右されない、自分の意見・考えを持つこと
「自分とは何者か?」を知って、自分に還ることができ、自分軸で生きること。
自分と違う誰かの意見を「否定された、ダメだと言われた」と捉えるのではなく
新しい観点や意識が広がると、受け取ってみる柔軟さが大切になると思うのです。
そして、今回の水瓶座新月は、このグランドミューテーションと同じように
土のエレメントの山羊座にある木星・土星・冥王星と共にあった、
太陽と月は、風のエレメントの水瓶座へと、移行をしていったわけですが
この山羊座から水瓶座へのバトンタッチをする時に、テーマになりやすいのは
<新旧のせめぎ合いが起こる>と、言うものがあります。
この準備を始めるのが、今回の水瓶座新月のように感じるのです。
水瓶座には「みんなの希望や未来、社会改革」と言う意味があります。
それは、日本の現役閣僚において、小泉進次郎環境大臣が初めて
今までの慣習を引き継いだような、反対意見の声が渦巻く中にあったとしても
自分の意志や理念を貫いて、育児休暇を取得したように
そして、この育児休暇取得が、ご自身の希望だけのものでなくて
多くの方々から「育休を取れない社会の空気を変えてほしい。」
「育休を取りやすいようイクボス宣言してほしい」との声も受けたとあるように
今までの枠組みを超えたあり方、生き方が、後に続く人たちの灯りとなるように
新旧のせめぎ合いを超えて、自分の生き方を貫く時だとも思うのです。
また、それは社会の形だけでなく、私たち一人一人の心の中も同じこと。
今まで通りの生き方の自分と、本音の本音で生きたい、思いがせめぎ合う
今のコンフォートゾーンから抜けだし、見たこともない世界で自分を生きれるのか
そんな自分や社会の枠を超えることの怖さと、交差する時になるかもしれません。
それでも、いつの時代にも、自分の意志を貫いて、今までのルール打ち破り
自分を信じて、理念や意志を貫いて生きた、先人たちが何人もいたからこそ
それまでの非常識と言われるものが、いつの間にか常識に変わっていき
いつの間にか社会の形や、そこに暮らす人々の生き方も大きく変わったように
今までの自分ではなく、自分を信じて、今の自分を超えて本気で生きる
そんな時を知らせる鐘が鳴らされた、水瓶座新月のように思います。
もっと私たちは、自分の人生を本気で望んでいい
さて、年間講座のライフレボリューション プログラムでは
毎月、ある人生のテーマに沿った、グループセッションが終わった後に
お一人ずつ、その方に今、大切になる、高次の自分の意識である
ハイヤーセルフからのメッセージをお伝えし、さらに問題点を掘り下げて
自分が望んでいる人生へ進めるよう、心とマインドを整えていくのですが
ここにあるのは、今月、ある受講生さんに対して受け取った言葉。
これを後で読み返して、私の方がハッとさせられたものでした。
あなたが心の底から、自分の願いを本気で望まなければ
この現実世界では、実現すること、叶うことはない
あなたができないと、心のどこかで思っているならば
自分でも気づかないうちに、その思いがあなたの望みになるのです
全ては、自分の思考次第
「無理だ」と思うその思考が、「できない」現実を創るのです
願いを叶え続けている人は、
無理に決まっているとか、これをやっても意味があるのかとか
そんなことを考えていないのです
「ただ、やる」「ただ、やり続ける」 ただ、それだけ
なぜなら、そこにはやり遂げたい、成し遂げたいという
自分の情熱と、強い意志が、そこにあるからです
あなたの情熱の向かう先は、どこにありますか?
私たちは、「こんな自分になりたい」「こんな人生を生きてみたい」
誰もが、そんな心の奥に願いを持っていると思います。
けれど、実はそんな自分の真なる願いを打ち消してしまうような
誰かにどう思われるかとか、今の社会のルールからはみ出してしまうとか
自分の本当の願いに対して「無理だよね」って声が、鳴り響いてしまい
その無意識な思考パターンが、いつも何度も発動してしまうからこそ
心理学や、脳科学的にも言えば 「思考が、現実化する」
潜在意識から見たらその思いさえも、願いごとと同じように叶えてしまうのだと。
だから、「ただ、やる」「ただ、やり続ける」
やり遂げたい、成し遂げたいという 自分の情熱と、強い意志を持つこと
どれだけ自分の思いと繋がり、自分を諦めずにチャレンジできるのか
もっと私たちは、自分の人生を本気で望んでいい
本気で自分の願いを望み続けることが、本当に大切なことだと思うのです。
自分を信じ抜くこと、決して諦めないことが、自分の未来を開く
さて、最近テレビへ出演されて、話題になっている方がいらっしゃいます。
それは、「カンパネラおじさん」
佐賀県にお住まいの、52歳の海苔漁師さんの徳永 義昭さん です。
徳永さんは、漁のない時に、パチンコに明け暮れる日々を送る中
魂のピアニストと言われるフジコ・ヘミングさんが奏でた
フランス人のリストの名曲「ラ・カンパネラ」の演奏に感銘を受けて
「この曲を、どうしても自分で弾いてみたい!」と
それまで、全く音楽経験がなく、本当に0からのスタートでありながら
7年間、毎日8時間、仕事を続けながら、独学で練習を重ねたことから
プロの演奏家でも難しいと言われる、この曲を演奏できるようになったと言う
<奇跡の漁師ピアニスト> と言われている方です。
音大を卒業された奥さまに、「絶対、無理!」と言われたにも関わらず
この曲を弾けることを成し遂げた彼は、こんな言葉を残されました。
練習量では、誰にも負けない、やる気も負けない
年をとっても 、夢を追いかければつかまる 。
こんな高いチャレンジを諦めることもなく、成し遂げたことへの感動と
自分のことを省みた時に、こんな思いでいっぱいになったのです
「自分には、無理だ」と、枠にはめて、チャレンジすることをしなければ
今の自分のコンフォートゾーンにいれば、挫折も、傷つくこともないけれど
「あの時、ああしておけばよかった」と言う、後悔がずっと後をひいて
自分を少しずつ侵食して自信を無くし、真の願いを生きることを諦めてしまうと。
「やって見ることで、人生に奇跡が起こることがある」と言うことが
多くの人の心を動かしているから、話題にもなっているのだと思うのです。
そしてこちらは、フジコ・ヘミングさんのラ・カンパネラです。
スウェーデン人で画家の父と、日本人でピアニストの母の間に生まれ
戦争で父と引き裂かれ、藝大を卒業後ドイツに留学を希望していたところ
どちらの国籍も無くしてドイツ難民となり、砂糖水だけで暮らしたことも。
その後、世界的に名を馳せていた指揮者に認められて、栄光を掴みかけ時
リサイタルの直前に聴力をなくすという、信じられないような悲劇にも見舞われ
人生のどん底をさまよい続けた、フジコ・ヘミングさんですが
「私の出番は、たとえこの世にはなくても、天国にはあるだろう」そう信じて
人生のどんな時も、ピアノへの情熱だけは、失うことはなかったのだとか。
そんな彼女自身の人生にも重なるような、魂に響くる音色を奏でる
<魂のピアニスト>と言われる、フジコ・ヘミング さんは
「誰が弾いても同じなら、私が弾く意味なんてない。
だから、私は、私だけの音を大切にしているの」と
正統派ではないために、「演奏が上手ではない」など様々な批判もある中で
その人生を映し出すような、彼女の情感溢れる演奏が多くの人の心を捉え
60代後半!で、奇跡のCDデビューを果たし、クラシックの演奏家としては
異例のセールスを記録し、コンサートチケットも即日完売となるような方です。
そして、どんなに辛いことがあった時も、それでも弾き続けた
辛くても上を向いて、明日を信じて、今日を生きた彼女が奏でるピアノは
自分の音色を大事にしながら、オーケストラとの共演でもぶれることがない。
奇跡のような希望を叶えた人たちは、誰になんと言われようとも
どんな不遇の時にあったとしても、自分の意志を貫いて自分と未来を信じきり
本気で自分の人生を生きて、夢を願うことを、決して諦めなかった
自分を信じ抜くこと、決して諦めないことが、自分の未来を開いた
その姿や、生き様、作品こそが、私たちの魂と共鳴するのだと思うのです。
自分の真の願いを本気で望んで、私の命を解き放つ
この曲のタイトルの「カンパネッラ」とは、イタリア語で「鐘」の意味で
この曲を作曲した、フランス人のリストも
ピアニストとして人気絶頂でありながら、自分の進むべき道に悩んでいた時に
「作曲家として、音楽に向き合うべきだ」と助言され
ピアニストとしての活動にピリオドを打ち、作曲活動に専念したのだとか。
世界中に愛され、誰かの心をノックするような、魂の琴線に触れるこの曲は
誰かに望まれる自分ではなく、自分らしく生きる道を選んだ時に成熟した曲
その思いに、私たちは共鳴して、心を、魂を揺さぶられるのかもしれません
さて、もう一人、ラ・カンパネラのピアノ奏者で有名な、辻井伸行さんが
長崎の大浦天主堂で、平原綾香さんと奏でたのが、この歌です。
この歌にもあるジュピター、木星が私たちに教えてくれるのは
たとえ、今がどんなに闇の中にいるように思ったとしても
どんなに今の自分からは、夢物語にしか思えない願いだったとしても
<夢を失うよりも 悲しいことは、自分を信じてあげられないこと>
美しく、凛とした生き方をしている人が、誰もが口を揃えて言うように
「あの時の、あれがあったからこそ、今の私がいる」
大きな壁を、自分の力で乗り越えたからこそ、自分と人生を信じる心と
自分への信頼、自信を育むことができるから、新しい人生の扉が開いていく。
水瓶座の新月の宙に輝くジュピター・木星は、自分の過去の陥りがちな傾向を表し
社会へと大きく自分を開いていくべき点の、サウスノードとも重なって
「もう過去の、今までの自分を超えて行け。自分の希望を本気で信じて生きて行け」
そう、私たちに教えてくれている。
その祈りにも似た、その自分の内なる神へと誓った、真の願いは
まだ見たこともない未来へと、私たちを連れていってくれるから
新しい時代の幕開けに、自分を信じて、今の自分から一歩を踏み出していく
新しい自分を生きることへ、自分の真の願いを本気で望んで、私の命を解き放つ
誰かにどう思われるかとか、今の社会から外れてしまうとかなんて
もう、自分らしく生きることを恐れなくていい。
その社会こそが、そこに暮らす人たちこそが、大きく変わっていく
自分の命を大切にするのも、自分の人生を創り出すのも、自分しかいないのだから。
2020年度 4月から始まる、
ライフレボリューションプログラム へのお問い合わせを
ありがたいことに、皆さまよりいただいております。
募集は2月半ばからになりますが
1年間という長い期間を、ご一緒させていただくものなので
みなさまには、無料の個人のオリエンテーションを受けた上で
ご受講を決めていただければと思っております。
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どうぞよろしくお願いいたします。
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